エルムハウス ブログ

エコやロハス、自然と一体となった暮らしのための
ちょっとした情報をつづっています。

OMソーラーのある暮らし

太陽の熱や風などの自然の力を活用して、
冬暖かく夏涼しい室内環境をつくりだすOMソーラーは、
パッシブソーラーシステムとして呼ばれるしくみのひとつです。

当初、石油などの消費を減らす省エネ技術として登場した
パッシブソーラーシステムですが、
現在ではCO2の発生を抑制する地球環境にやさしい技術として
その重要性はさらに高まっています。

もちろん、省エネやCO2削減は家づくりの「目的」ではなく
現代が求める「前提条件」の一部です。
条件には他にも、人と環境に有害な物資を使用しない、
解体時にリサイクルや安全に廃棄できる、
木など再生可能な素材を用いるなどが含まれ、
一言でいえば「安全で持続可能な家づくり」
が求められています。

これらの条件を考慮しながら、
家本来の目的である、そこに住む人々の暮らしを包み、
生き生きと快適に過ごせる場を実現するためには、
多様な暮らし方のあり方と地域ごとの気候風土に合わせて
自在にデザインできる仕組みが必要になります。

OMソーラーが、そうした家づくりに有効な仕組みであることは
まちがいありません。
誕生から21年、これまでに2万2千棟以上のOMの家が建てられてきた実績を見れば、
その力は誰しも納得できるでしょう。

なによりも自然の力を生かすOMソーラーがもたらす快適さは、
考案者・奥村昭雄氏が「ほどほど」と表現するように、
冬はほどよく暖かく、
夏はほどよく涼しい、
そんな快適さです。
内外を隔絶してエアコンでつくる人工環境のような、
夏にも汗をかかず冬にTシャツ1枚で過ごす、そんな家家づくりを求めては、
せっかくの仕組みの力を生かすことは難しいでしょう。

OMソーラーがもたらすほどよい快適さは、
小さな子どもたちやお年寄りはもちろん、
住まい手の生き生きとした活動的なくらしの器として、
ふさわしいものです。

(「チルチンびと 別冊22号」より)
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2009年2月19日 10:50